「令和4年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました
高大接続センターでは,10月28日(金)に「令和4年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました。
本フォーラムは,秋田大学が推進する高大接続教育の取組みを周知するとともに,高等学校教育関係者と大学教育関係者が高大接続に関する現在の課題を共有しながら,教育課程や教育内容などに関する意見や情報交換を行うことを目的に,平成26年度から主に大学教職員や秋田県内の高校教育関係者を対象に開催しており,秋田大学と秋田県教育委員会との共催事業として行われています。
今年度は,「高大接続の新展開:情報教育への新たな取り組み」をテーマに高校・大学の代表の先生方に,事例報告として「高校・大学の情報教育とICT活用に関する情報」について発表していただきました。その後,教科ごとのグループに分かれ,各教科におけるICT活用教育の改善点や問題点について,より踏み込んだ内容の意見交換が行われ,参加者からは「授業におけるICT活用について,対面・オンラインのそれぞれの良さを取り入れ今後の授業に役立てたい」との声が聞かれました。
実施したアンケートでは,「様々な立場の人と話せて良い機会だった。対面の方が良いという考えの人が多かったが,オンラインによる恩恵もあるので,オンラインを否定するのではなく,オンラインの良さも取り入れていくことが大切だと思った」,「高校では,なかなか行っていないオンライン授業の実際について,大変勉強になった」,「高校でのICT活用状況が分かり,大学入学直後の学生への対応に参考となった」などの感想があり,ICT活用における利点や欠点について各教育現場の生の声を聞くことで,今後につながる貴重な意見交換の場となったことが伺えました。