新緑とサツキが涼風に吹かれる五月

2013年05月22日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 5月と6月の秋田市はかなり好天に恵まれることが多く、観光客にも地元住民にとっても気持ちのよい時期です。
 秋田大学構内の教育文化学部周辺の樹々もすっかり葉を繁らせ、サツキの赤い花が目にしみる季節となりました。いつもと少し違うのは、風が少し冷ためであることです。北の湿った高気圧の勢力が強いためでしょうか。涼風は心地よいのですが、農作物の育ちが気になります。大学構内は7月27日のオープンキャンパスに向けての準備が始動し、各授業も本格化して多くの学生達が行き交う昼間はとても賑やかです。

昔話データベースのご紹介

2013年05月14日

人間環境課程環境応用選修 林 良雄


 私は現在、人文科学におけるコンピュータの活用をメインに研究を行っています。例えば、方言調査のデータをインターネットを通じて報告し、そのままデータベース化していく等です。今回は、4月より私の研究室で運営しているサーバーで公開を始めた昔話データベースについてご紹介します。
 秋田県では平成22年度から平成24年度までの3か年、文化庁の「文化遺産を活かした観光振興、地域活性化事業」で採択された「昔話・伝説・言い伝えなどによる地域活性化事業」を行いました。この事業は県の教育庁生涯学習課文化財保護室を中心に構成される実行委員会と常光 徹国立歴史民俗博物館教授を筆頭として口承文芸や方言、民俗学の研究者で構成される実行委員会の外部組織等によって運営されました。秋田県には多くの昔話や伝説(秋田では「むかしっこ」)が語り部を通して、語り継がれており、その数は日本でも有数であるといわれています。この事業ではこの「むかしっこ」を地域活性化に生かすための方策を模索するための事業でした。具体的には「むかしっこ」を聞く会を開催したり、観光資源としての活用を考えるための「伝説ツアー」を企画する等の活動を行いました。更に、他県へ紹介するとともに秋田県民が「むかしっこ」の認識を深めるためにデータベースを作り、インターネットで公開する事業も行いました。私はデータベースの構築に関して技術的な面のサポートを行うために、委員会の外部組織の委員に加わりました。



 私がかかわったこのデータベースは二つの側面を持ちます。
 一つはデータが昔話や伝説などを集大成した日本昔話通観、日本昔話大成などの学術的価値の高い文献をもとにして作成されていることです。このデータ作成は口承文芸の研究者が様々な角度から助言を行いつつ、文化財保護室の方が大変苦労して作成されました。まだ一部のデータについては作成の段階ですが、かなりのデータ量となっています。検索についても分類やタイトルから探したり、詳細な検索項目を指定することができるようになっており、昔話や伝説の研究者にとっても価値あるものと思われます。



 もう一つの側面は、一般の方でも楽しく見ることができることです。昔話を観光資源として地域活性化につなげるためには、他県の方に秋田県に残る豊かな昔話を知っていただくことが重要となります。そのため、このサイトでは一般の方が少しでも昔話に興味をもてるような工夫をしています。例えばトップページでは秋田の代表的な昔話が紹介されており、これだけでも楽しめます。また、「地図から探す」という検索ではGoogle Mapsを利用して、辰子姫や坂上田村麻呂などの関わる昔話や伝説の地域分布が表示され、そこからそれぞれの話の詳細がみられるようになっています。更に、「画像をから探す」では昔話に関係ある画像を選択することで、それにかかわる話が検索できるようになっています。その他にも、昔話の詳細では一部に語り部の音声が聞けるものがあったり、昔話をある語り部が紙芝居にし、それを電子化したものを見ることができます。
 事業の終了後はサーバーの維持・管理の面から本学部内の私の研究室のサーバーでこのデータベースを運営しています。是非とも多くの方にご覧いただき、秋田の昔話の豊かさを実感頂き、その地を実際に訪れていただければ、と思います。サイトのURLはhttp://namahage.is.akita-u.ac.jp/monogatari/ です。




 

新緑の季節、来る

2013年05月14日

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 今年は寒さが続いたせいか、鳥たちがついばんだせいか、桜花の咲き方が今ひとつで、秋田市内各所で最初からの葉桜が多く見られました。秋田大学手形キャンパス構内でも、葉が早く出てしまって桜の花があまり綺麗には咲かず、目立ちませんでした。その代わりと言ってはなんですが、葉の勢いが強く、今年は新緑がとても綺麗です。
 写真は構内の遅咲きの桜と、新緑の黄緑鮮やかな樹々の様子。一年で一番未来を感じさせる、綺麗な季節の始まりです。



 

附属学校園の環境活動(ISO14001)への取り組み

2013年05月02日

 

秋田大学教育文化学部環境管理責任者 岩田吉弘


 皆さん、ISO14001をご存じですか。「ISO14001認証取得」の文字を企業のパンフレットや工場の看板で見かけたかもしれません。ISO14001とは環境マネジメントシステムに対する国際規格で、この認証取得は、企業や工場が環境に配慮するしくみを作り、きちんと運用していることが審査機関から証明されたことをあらわしています。ISO14001は、エネルギーと資源消費、廃棄物排出の多い工場が取り組む場合がほとんどで、教育機関では多くありません。
 秋田大学は、目標の一つに「環境との共生」に関する研究の推進を掲げています。また、環境マネジメントシステムの構築と運用は、環境に優しい学園つくりを推進するに違いありません。そこで環境活動への積極的に取り組みを開始し、2009年に手形キャンパス、2011年に保戸野キャンパスにおける教育・研究活動について、ISO14001を認証取得しました。教育文化学部は手形キャンパスに、教育文化学部附属幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校(附属学校園)は保戸野キャンパスにあります。とりわけ附属学校園全てがISO14001を認証取得しているのは、国立大学法人の中でも数少ない事例です。
 この度、附属学校園に新しく赴任された副校園長先生、教頭先生を対象に、ISO14001と保戸野キャンパスにおける環境活動への取り組みに関する説明会を開催しました。新任の先生にとっては初めて経験であり、とまどいも感じておられたようです。今後の取り組みの中で、日常の学校での諸活動が環境に関わりがあることや、環境に優しい活動を積極的にすすめることが子どもたちの成長にプラスになることをご理解いただき、附属学校園の園児・児童・生徒に対する教育活動を通して、環境にやさしい学校園作りへご協力いただけると期待しております。
 今後もこのブログを通して、教育文化学部と附属学校園の環境活動についてお知らせしていきます。

さくら咲き始め、若葉もえはじめ

2013年04月25日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 構内で桜が少し咲き始めました。教育文化学部の校舎に囲まれた日だまりになりやすい一角で、気の早い可愛らしい桜花が姿を見せています。今年は桜の葉も早めに芽吹いています。
 校舎を挟んで反対側の池(ひょうたん池?!)の周りでも、早々と黄緑の葉を繁らし始めた樹々(樹種が分かると楽しいのでしょうね)があります。まだまだ広葉樹は枝だけの寂しい姿が多いのですが、冬を越えての芽吹きは見ていて嬉しいものです。
 大学構内には学生があふれるようになり、賑やかなキャンパス風景が戻りつつあります。天気がぐずつき続けているので、綺麗に晴れた日が少し待ち遠しいです。

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