学長メッセージ

 秋田大学の学長に就任いたしました。大学の在り方が真に問われている今、秋田大学ではまず「学生第一」であるということを全ての教職員が再確認して、教育・研究活動を展開します。次代を担う学生たちを育てていくことを通じて地域に貢献し、世界に通じる大学となることを目指します。昨今、いくつかの問題により、秋田大学が社会の信頼を失ってしまったことも事実です。我々はこれを真摯に受け止め、必ずや前に進む力へと変えていきます。
 皆様もご存じのように、秋田大学は平成26年度の組織改革によって、国際資源学部、教育文化学部、医学部、理工学部の4学部体制となりました。そしてこの春からは、大学院を国際資源学研究科、教育学研究科、医学系研究科、理工学研究科の4研究科体制とし、総合的な教育・研究体制をより強化します。優秀な卒業生を社会へ、そしてすぐれた研究を社会へ還元する、その環境づくりに全力で臨みます。
 詳細なデータに基づく評価、そして正確で迅速な「手術」。私がこれまでの40年余向き合ってきた心臓血管外科の分野と大学経営には、少なからず共通した点があると考えています。なによりも大切なことが、そこ(秋田大学)に関わる人の連携です。在学生、卒業生、そのご家族、教職員。秋田大学は大きな「チーム」です。皆の力で、誇れる秋田大学を育ててまいりましょう。

国立大学法人秋田大学長  山本 文雄