「第15回医理工連携 夢を語る会」を開催

 

講演する中永教授

 

講演する疋田教授

 

講演する田中准教授

 

講演に耳を傾けている参加者ら

 

 秋田大学は11月8日、「第15回秋田大学医理工連携“夢を語る会”」を開催しました。15回目の開催となる今回は学内シーズとして、大学院医学系研究科及び理工学研究科の教員3名からそれぞれの研究成果に関する講演を行いました。
 はじめに大学院医学系研究科の中永士師明教授から「新しい急性血液浄化療法~血液血漿分離膜の開発~」と題して、現在、血液浄化療法として行われているPED(Plasma exchange with dialysis)療法、PDF(Plasma filtration with dialysis)療法やcPED(continuous PED)療法等の研究と今後の展望について紹介がありました。
 引き続き、大学院理工学研究科の疋田正喜教授から「記憶B細胞の機能制御による創薬」と題する講演で、ある種の自己免疫疾患において、病態形成への関連性が考えられている記憶B細胞の制御機構にアプローチできる可能性をもつ分子について、これまでに得られたデータの紹介や抗体医薬品の開発を目指した抗体の作成法等について紹介がありました。
 次に大学院理工学研究科の田中元志准教授から「屋内生活活動音の周波数解析と異常検出システムの開発」と題して、高齢者を含めた独居生活者の家庭内での転倒などの事故に対応できる見守りシステムの開発のため、生活活動において発生する音やその頻度に着目したシステム開発の可能性について紹介がありました。
 各講演後には、参加者から多くの質問が出され、今後の新たな医理工連携の可能性等について活発な意見交換が行われました。
 本学では平成26年度から、医学・保健学・理工学等の分野の異なる研究者、メディカル・スタッフ、職員等が一堂に集まり、日頃の業務・生活の上での不便を解決し、新たな「もの」や「こと」を生み出すために自由なアイデアや“夢”を語り合い、現実のものに変えていくことを目的に実施している同会を今後も開催していくこととしています。

(次回開催予定日:平成30年2月14日(水))