平成29年度市民講座を開催

 

挨拶する伊藤教授

 

講演する本学教員(画像左上から時計回りに、柴山教授、川村洋平教授、
川村茂准教授、景山教授、三島教授、村岡教授)

 

講義に聞き入る高校生ら

 

 秋田大学は11月19日、「平成29年度秋田大学地方創生センター市民講座『秋田と日本の未来を創る資源学・理工学研究の最前線』」を開催しました。
 この講座は、本学の地方創生センターがこれまで地域住民を対象に社会貢献の一環として実施してきた公開講座を学生・生徒にも受講しやすい市民講座として開催したものです。今回は、同センター地域産業研究部門の6研究事業から秋田県の掲げる重要政策である「資源・新エネルギー・航空機・自動車・情報関連の各産業振興」とリンクして進めている最前線の研究の一部を本学の教員6名が紹介。当日は高校生や地域の方々約100名が受講しました。
 はじめに高大接続センターの伊藤成年教授から、「高大接続の観点から高校生が大学の最先端の研究に触れることは将来の進路や進学を考えるうえで、貴重な機会になる」と挨拶があり、続いて地方創生センター地域産業研究部門の田島克文教授より部門が取り組む事業概要について説明がありました。
 続いての講演では、国際資源学研究科の柴山敦教授と川村洋平教授、理工学研究科の川村茂准教授から「資源・リサイクル関係の取組」として、資源開発の一面と資源分離技術の概要、非鉄精錬を基盤としたリサイクルプロセスの研究や同大がICT技術を活用した資源開発であるスマートマイニング(高度情報化鉱山操業)研究の日本で唯一の研究拠点であることなどについて紹介がありました。
 次に、理工学研究科の村岡幹夫教授と三島望教授から「次世代航空機開発支援・新エネルギー関係の取組」として、航空機の構造材として利用が期待されている炭素繊維複合材の製造技術と電波吸収ナノ材料の開発による新たな産業創出への期待や新エネルギーとしての風力発電のライフサイクルの分析や風力発電を積極的に導入するための課題等について説明がありました。
 また、理工学研究科の景山陽一教授からは「人間情報工学による運転者・歩行者の安全支援技術に関する取組」として、コンピュータによる円形道路標識の認識や看板抽出の現状、ヒトの感覚や能力を拡張・応用する技術であるヒューマンセンシング、ヒューマンインターフェースの開発等について紹介がありました。
 講義終了後には受講した高校生から質疑があり、本学の最前線の研究について関心の高さがうかがえました。