秋田大学、社会人のための大学講座「超スマート社会への対応」を開講

 

長縄学長補佐(産学連携担当)が講演する様子(手形キャンパス)

 

尾野医学系研究科長が挨拶する様子(本道キャンパス)

 

 秋田大学は、8月4日から大学講座「超スマート社会への対応」を開講しました。これは、第5期科学技術基本計画が策定された後、超スマート社会構築のための取り組みが全国各地で開催される中、快適で活力があり質の高い生活が送れるよう産(産業界)・学(学術機関)・官(官公庁)・医(医療業界)・金(金融)などの連携を促進し、秋田県内の様々な機関で働く社会人が大学で学ぶ(あるいは学び直す)ことを目的に、全10回、受講料無料の講座として開講するものです。

 本講座は、秋田大学の2つのキャンパスで実施する計画であり、手形キャンパスでは「超スマート社会構築に向けたイノベーション」と題し、Society5.0の概説、IoT時代のものづくり、衛星観測情報、サイバーセキュリティ、金融サービス、AIとIoT、ソフトウェアロボティクスなど計5回の講座を開催する予定。同キャンパスでの第1回目となる8月24日には、学長補佐(産学連携担当)の長縄明大教授が、講座開設の趣旨説明の後、「超スマート社会(Society5.0)の実現に向けて」と題し、科学技術基本計画の内容や超スマート社会構築のためのプラットフォーム、社会人基礎力の重要性などについて概説しました。また、産学連携推進機構・総括URAの伊藤慎一准教授が「IoT時代のものづくり ~知的財産のオープンとクローズ~」と題し、知的財産の近年の動向、ものづくりとことづくり、Society5.0時代の知的財産などについて概説しました。

 本道キャンパスでは「超スマート社会を見据えた医学・保健学」と題し、脳神経、心臓・循環、消化器、がん診断治療、呼吸器、小児科、検査診断学や薬剤部などの医学、緩和ケアや作業療法学などの保健学など計5回の講座を開催予定。同キャンパスでの第1回目となる8月4日には、尾野医学系研究科長が健康長寿社会構築に向けた医学・保健学の最新トピックスを提供する講座であることを挨拶で述べられた後、大学院医学系研究科脳神経領域の清水宏明教授が「急性期脳卒中の最新治療」、また同心臓・循環領域(内科系)の渡邊博之教授が「心エコー法 ~最新の進歩~」、さらに同心臓・循環領域(外科系)の山本浩史教授が「超高齢社会の心臓血管外科治療」と題した講演を行いました。本道キャンパスでの第2回目となる8月25日には、同消化器領域の飯島克則教授が「ヘリコバクター・ピロリ陰性時代の上部消化管疾患」、また、同がん診断治療領域の柴田浩行教授が「骨転移治療 ~エビデンス・ベースド・メディスンとは何か?標準治療の作り方~」の講演を行いました。

 3日間で延べ100名ほどの参加者があり、官公庁、製造業、金融・保険業など様々な業界で働く社会人が多数を占めていたが、大学生や高校生、高齢者など幅広い世代の参加があり、県民から支持された講座となりました。次回は、手形キャンパスの第2回目が9月26日(水)に衛星観測情報と医療情報について、また本道キャンパスの第3回目が9月29日(土)に呼吸器領域と小児科領域について講座を開催する予定。