秋田大学医学生による「あんべいいなアフリカ」 ~秋田×アフリカ 食と音楽のコラボレーション~ を開催

 

自己紹介するアフリカ出身の留学生たち

 

アフリカの本場料理に並ぶ参加者

 

ファッションショーの様子

 

第2部司会のJASSO「社会貢献分野」大賞受賞の宮地さん

 

シグブを演じる留学生

 

 秋田大学医学部医学科4年生の宮地貴士さんが企画した、料理や音楽を通じて秋田とアフリカの相互理解を深めるイベント「あんべいいなアフリカ」(主催:グローカルユース秋田《秋田大学と国際教養大学の学生による国際交流サークル》及び秋田大学医学部課外活動団体のイフムサクト)が、1月5日に秋田市内で開催されました。

 宮地さんは、ザンビア共和国の無医村に巡回診療の拠点を開設し、9,500人の村人たちに医療を届け、日本国内ではザンビア風お好み焼きの販売を中心にザンビアの文化に付加価値を付けて提供することで診療の建設経費を調達した国際的な活動が評価され,昨年12月に日本学生支援機構(JASSO)の優秀学生表彰の社会貢献部門で大賞を受賞しています。

 第1部のフードセッションでは、アフリカ(ケニア・ジンバブエ・モザンビーク・ボツワナ・ザンビア)出身の本学留学生らが作った本場料理(モザンビークのココナッツ・コボ&チキン・ザンベジアーナ、ボツワナのセスワー&チョモリア、ザンビアのシマ&チキン・野菜、ケニアのムキモ&カチュンバリなど)が振舞われ、参加者全員が普段食べる機会の少ないアフリカの味を堪能していました。食事後は参加者からの質問に答える留学生とのトークセッション並びに熱帯地域に特有のカラフルな衣装を身に着けた留学生・日本人学生らのファッションショーなど、多彩な催しで楽しんだ。第1部では留学生が積極的に席に着いて話しかけたことにより会話が弾み、各国の気候や文化、言語、食事や日常の様子に触れる良い機会となりました。

 第2部のミュージックセッションでは、留学生らによるダンスパフォーマンスからスタート、シグブと呼ばれる、かつて植民地支配していたポルトガル帝国から家族や部族を守ろうと必死に戦う先人たちの姿を表したダンスを踊りました。続いて、ムビラやコンガなどアフリカ発祥の楽器を使った演奏やモザンビークダンスなど南アフリカ地域で話題となっているダンスも披露。秋田県出身者で結成した和楽器バンド「伽羅」(三味線・和太鼓・ギター・ベース・キーボードで構成)により、秋田民謡をベースとしたフュージョン演奏が参加者200人を魅了しました。最後は秋田とアフリカのコラボレーションスペシャル演奏が繰り広げられ、宮地さんの呼びかけにより国際教養大学の学生や子供たちもステージに飛び入りしてダンスを楽しみました。

 美味しいごはんを食べたり、感じるがままに音楽を楽しんだりするために言葉は不要。心で共有することでお互いを分かり合えることを、主催の宮地さんは今回のイベントで実現することができたようです。イベントの主目的であった、肌の色、言語、国籍の壁を越えて楽しいひと時を共有したことで、国際理解をより一層深めることができた「秋田×アフリカ」デーでした。
 宮地さんはこの3月にふたたびザンビアへ渡航し、ザンビア共和国のマケニ村に診療所を建てるという壮大な計画を実行する予定です。
 なお、本イベントは、大学コンソーシアムあきた(事務局:秋田大学)による学生交流活動支援事業の採択を受け実施されたものです。