“県民の健康を守る” 秋田大学医療フォーラムを開催

 

開会挨拶する山本学長

 

ゲストの安藤和津さん

 

シンポジウム(ゲスト トーク・インタビュー)の様子

 

シンポジウム(パネルトーク)の様子

 

 秋田大学(学長:山本文雄)は11月25日、“県民の健康を守る”秋田大学医療フォーラム「脳を知り、病気を知って明るい暮らし」(主催:同大医学部、医学部附属病院、本道医学振興会、共催:秋田県、秋田県医師会、秋田魁新報社及び秋田テレビ)を市内のホテルを会場に開催しました。
 本フォーラムは2012年から開催され県民から好評を得ており、第13回となる今回は、「脳」を取り上げ、最先端の治療技術、医療現場の現状、最新の予防医療などを広く県民に紹介することを目的として、エッセイスト・コメンテーターの安藤和津氏を特別ゲストに迎えて開催したものです。市民ら300人が聴講し、安藤氏が出演したシンポジウムの模様は動画投稿サイトでも生配信しました。
 同大の山本学長の開会挨拶の後、清水宏明大学院医学系研究科副研究科長の進行により、同大医学部附属病院脳神経外科の富樫俊太郎助教が「どうする?脳卒中-脳のしくみから最新治療まで-」、同大高齢者医療先端研究センターの大田秀隆センター長が「認知症の予防と初期症状・初期対応」、同大医学部附属病院認知症看護認定看護師の岩本恵利子氏が「これって認知症?家族に症状がみられたら・・・」、秋田県医師会の石川達哉理事が「脳卒中・認知症のリハビリテーションと医師会の取り組み」、秋田県健康福祉部長の高橋一也氏が「秋田県の脳卒中・認知症対策について」と題し、それぞれ講演を行いました。
 後半のシンポジウムでは、同大の羽渕友則大学院医学系研究科長の進行により、安藤氏と講演者5人によるパネルトークが行われた。ゲストの安藤氏は、認知症を患った母親を介護した経験などを語りました。
最後に南谷佳弘医学部附属病院長からの挨拶でフォーラムを締めくくりました。