AI研究推進センターを開所しました。

 

開所式の様子、左から①景山センター長、②尾野理事、③山本学長、④猿田秋田県副知事

 

挨拶をする山本学長

 

施設案内および研究紹介の様子

 

eスポーツ実施時における顔表面温度・彩度変化の取得実演の様子

 

企業と連携した無人搬送車の走行デモの様子

 

 秋田大学では、令和6年3月11日に「AI研究推進センター」を設置し、3月17日には中高生等を対象としたプレイベント、3月18日に開所式を開催しました。
 
 本センターでは、(1)サイバー空間で人間の技能を検査・教育・訓練する技術を扱う「XR・メタバースユニット」(XRは Extended Reality の略でVR(Virtual Reality:仮想現実)技術などの総称)、(2)AI、ヒューマンセンシング、画像処理などの情報技術を活用し、人と人をつなぐ技術を扱う「AI社会連携ユニット」、(3)人間の支援や人間の代わりに作業を行うロボットを扱う「知能ロボティクスユニット」の3ユニットを形成し、多角的なAI研究の推進とデジタル人材の育成を行います。
 式では、山本学長が「地域や地球規模の課題解決に挑むためには、医療や介護、教育、資源、環境等のあらゆる分野の研究に、最新のAI技術を導入することが必要である。産学連携や学部間の連携を通じて、様々な課題の解決を図り、一人ひとりが多様な幸せを実現できる社会の構築に貢献していきたい。」と意気込みを語りました。
 
 式の終了後は、景山センター長による施設案内および研究紹介を行い、新たに建設した総合研究棟(情報教育系)の設備や企業と連携した無人搬送車の走行デモなどを実演しました。