「第3回日本聞き書き学校 in 男鹿」を開催しました。

 

聞き書きをはじめて学ぶ人への講座



 

特別講演をする柳田邦男氏



 

修了式の様子



 

参加者全員の記念撮影



 

 日本聞き書き学校(校長:柳田邦男)と秋田大学COC事務局が共催する「第3回日本聞き書き学校 in 男鹿」を8月29日(金)から31日(日)、男鹿温泉郷「男鹿観光ホテル」を会場に開催しました。
 このCOC(事業)とは、大学の活動を通じて自治体等と連携しながら地域再生・活性化の拠点形成を目指す大学を文部科学省が支援している事業です。
 
 「日本聞き書き学校」は、2年毎に開催され、4年前の宮崎県、2年前の石川県に続き、秋田県男鹿市での開催は3回目となります。

 全国から集まった聞き書きの仲間たちが3日間にわたり、聞き書きの技能研修に取り組むとともに活発な情報交換を行いました。

 初日の本行事の始まりに、日本聞き書き学校の小田豊二教務主任が、聞き書き初心者の方を対象に「はじめての聞き書き学校」と題して講義を行い、ユーモアたっぷりの講話の中にも、聞き書きの心構えを要所に散りばめて話しました。

 2日目には、作家で日本聞き書き学校の柳田邦男校長が『人は物語を生きている~「語ること」「書くこと」の深い意味~』と題して特別講演。参加者とともに男鹿市の渡部市長、伊藤副市長、杉本教育長、山本総務企画部長も聴講し、「読むことも 書くことも 生きること」という柳田校長の考えに深く共感していました。

 最終日の修了式では、柳田校長が90名の受講者一人ひとりに修了証書を授与しました。

 日本聞き書き学校への参加者は、年々増えており、今後、「聞くこと、語ること」に意義を見いだす人の輪が大きくなっていくことが期待されます。
 また、秋田県においても、今回の「日本聞き書き学校 in 男鹿」開催を契機に、聞き書きボランティアを志す方が増えることを期待しています。

 全国各地から参加した皆さんからは、男鹿での3日間は、楽しく有意義だったとの称賛の声が寄せられました。

 地元の男鹿市からは、多くのご支援とご協力をいただきました。深く感謝申し上げます。