成田為三作曲『浜辺の歌』誕生100周年記念企画 学生音楽サークルによるミニコンサートを実施

 

『浜辺の歌』を中心に演奏する秋田大学パーカッション
アンサンブルグループの部員たち

 

部員たちの演奏に合わせ、観客も手拍子や楽器で参加した

 

 秋田大学は 1 月 16 日、成田為三作曲『浜辺の歌』誕生100周年記念企画の一環として、インフォメーションセンターでミニコンサートを開催しました。
 このコンサートは、秋田師範学校(現・秋田大学教育文化学部)の卒業生である成田為三氏が作曲した『浜辺の歌』が平成28年で生誕100周年を迎えたことを記念し、同曲をテーマに本学の音楽サークルや教員が様々な演奏や歌で表現する企画となっています。
 第1回となった今回は、学生音楽サークル「秋田大学パーカッションアンサンブルグループ」の部員6名が打楽器で『浜辺の歌』を中心に成田為三氏作曲の『カナリヤ』や打楽器のために作曲された『アマンド・ショコラ』『ぐるぐるマリンバ』の計4曲を演奏しました。アンコールでは、観客にもタンバリンやトライアングルなどの楽器で演奏に参加してもらい「ぐるぐるマリンバ」を演奏し会場を盛り上げました。
 同サークル代表の吉田恭幸(ノリユキ)さん(教育文化学部2年次)は「今回のコンサートに合わせて、『浜辺の歌』『カナリヤ』を自分たちでアレンジした。多くの皆さんに親しまれている曲をいつもとは違う形で表現することができた」と話しました。
 ミニコンサートは、2月と3月にも開催を予定しているほか、本学で実施している学生プロジェクトの学生たちが「観て楽しむ『浜辺の歌』」をテーマに、同曲に合わせてプロジェクションマッピングを製作し、インフォメーションセンターで上映しています。