成田為三作曲『浜辺の歌』誕生 100 周年記念企画 学生たちによる金管楽器アンサンブルコンサートを開催

 

『浜辺の歌』を中心に演奏する
秋田大学ニューブラスアンサンブルの部員たち

 

演奏の様子(左から、チューバ、ユーフォニアム、
トロンボーン)

 

トランペットによる演奏

 

観客に挨拶する秋田大学ニューアンサンブル代表の見延さん

 

 秋田大学は2月18日、成田為三作曲『浜辺の歌』誕生 100 周年記念企画の一環として、インフォメーションセンターでミニコンサートを開催しました。
 このコンサートは、秋田師範学校(現・秋田大学教育文化学部)の卒業生である成田為三氏が作曲した『浜辺の歌』が平成28年で生誕100周年を迎えたことを記念し、同曲をテーマに本学の音楽サークルや教員が様々な演奏や歌で表現する企画となっています。
 第2回となった今回は、学生音楽サークル「秋田大学ニューブラスアンサンブル」の部員10名が金管楽器によるアンサンブルで『浜辺の歌』をはじめ成田為三氏作曲の『秋田県民歌』など計6曲を演奏。学生たちの演奏に合わせて口ずさむ観客の姿もありました。アンコールでは、観客からのリクエストに応える形で金管楽器の種類を解説。最後に秋田県の『県民の歌』を演奏し会場を大いに盛り上げました。
 同サークル代表の見延満喜(みのべ まき)さん(医学部保健学科2年次)は「今もなお親しまれている『浜辺の歌』は、一世紀前に作曲されたものとは思えない新鮮さがある。卒業生である成田為三さんの代表曲を在学生としてこれからも引き継いでいきたい」と話しました。
 コンサート開始前には、平成28年度冬に製作された秋田大学オフィシャルいぶりがっこ「いぶりばでぃ」のアレンジレシピが観客にふるまわれるなど季節にちなんだ企画もありました。
 同企画の第3回として、3月に本学の教員によるミニコンサートが予定されています。