船川第一小学校職員研修において、鎌滝孝信准教授が防災講話を行いました。

 

 

 

 8月28日(木)男鹿市立船川第一小学校の職員研修で、地域創生センター鎌滝孝信准教授が、男鹿市周辺で過去に発生した地震災害と今後の学校における対策をテーマに研修講師を務めました。
 船川第一小学校は9月を防災教育強調月間として定め、今回の教員研修の他、数度の避難訓練や秋田地方気象台からの講師を招いた防災教室を実施することとしています。これは、児童を教育するに際し、まずは教員が学校の危険箇所、地震について正しい知識を持つことが大切であるという認識から実施するものです。
 鎌滝准教授は、男鹿市で過去に発生した地震災害について説明し、男鹿市は大きな地震が発生する場所であると考えられることや今後発生すると考えられる地震の形態について解説しました。
 講演終了後には「もし、この場で地震が起きたら」と仮定し、教員全員で小学校内を巡回し、学校内の危険箇所の指摘や児童が身を守る場所の把握などについて話し合いました。理科室、階段、体育館それぞれで危険な箇所があることを理解し、災害発生時には児童を適切に避難させるようにすることを全員で考えました。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。