秋田市立御所野学院中学校 大学見学
7月14日(火),秋田市立御所野学院中学校の3年生30名が大学見学に訪れ,教育・研究のほか,多くの役割を持つ「地方大学」について,学内の施設見学や模擬授業などをとおして学びました。
教員との質疑応答では,川東雅樹教授が多くの質問に回答しました。その中で,「地方大学の長所は何か?」との質問に対し,川東教授は,「都市部の大学では1人の教員が大勢の学生の対応をしなければならないが,地方の大学であれば,少人数の学生に対応することが可能であり,よりきめ細やかな研究指導ができる」と回答しました。生徒たちからは質問の手が次々と上がり,非常に積極的に秋田大学のことについて知ろうとする姿勢が見られました。
中央図書館では,図書館職員から詳細な説明を受けながら施設内を見学しました。生徒たちからは,「静かで良い環境」「ボタン式で動く大量の書庫と本に驚いた」「図書館内で学習している大学生が格好良かった」などの声がありました。
火山学の模擬授業では,「火山はどのように噴火しているのか?」という疑問に対して,林信太郎教授が,火山の噴火の様子を説明する簡単な野外実験を行いました。生徒たちからは,「メントスとコーラを使ったシンプルな実験と解説がわかりやすかった」「非常に興味を引かれる授業内容だった」という感想が多く聞かれました。
大学の食堂では,大学生と同じ空間で昼食をとりました。学校給食とは違った空気を味わっていたようでした。
今回の大学見学をとおして,気になったことなどをその都度メモを取るといった熱心さも見られ,「地方大学の良さがわかった」「将来,進路などを考える上で良い経験になった」という感想を多く聞くことができました。
日時 | 平成27年7月14日(火) 10時00分~14時00分 |
人数 | 中学3年生30名 |
見学場所 | VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー) 大セミナー室 中央図書館 教育文化学部3号館(301地学実験室) 大学会館 |
対応者 | 教育文化学部 人間文化講座 教授 川東雅樹 中央図書館職員 数名 教育文化学部 理数教育コース 教授 林信太郎 地域創生課 |