横手分校公開講座「あたまスッキリ☆コグニサイズ~秋田大学チームオレンジ☆の挑戦~」を実施しました。

 秋田大学横手分校は、令和3年9月25日、10月2日、23日、11月6日(土)の全四回に渡り、横手市役所条里南庁舎にて「あたまスッキリ☆コグニサイズ~秋田大学チームオレンジ☆の挑戦~」(主催:秋田大学横手分校、地方創生センター)を開催しました。本講座では認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」の県内普及活動に取り組んでいる医学部保健学科教員を中心とした「チームオレンジ☆」の活動をPRしながら、認知症とその予防についての解説と日常生活で実践可能なストレッチ・筋トレを実技形式で解説しました。横手分校でのシリーズでの講座の実施は今回が初めてとなります。(オンライン開催のシリーズ講座は除く)


【第一回「認知症予防の考え方とコグニサイズへの期待~早速実践!!~」】(オンライン開講)

 担当講師:医学部保健学科 中村順子教授
      地域包括ケア・介護予防研修センター 佐藤亜希子助教

 本講座の導入として、「チームオレンジ☆」の活動を紹介しながら、認知症と認知症予防の考え方について解説を行いました。また、「コグニサイズ」とはどのような運動プログラムであるかを紹介し、実際にその導入編を受講者の皆さんに実践いただきました。
 

 



【第二回「ストレッチ・筋トレからのあたまはもやもや!?コグニサイズビギナー編」】(オンライン開講)

 担当講師:医学部保健学科 上村佐知子准教授、藤田智恵助教
 
 日常生活で手軽に実施できるストレッチ、筋力UPトレーニングを紹介しました。
 あたまとからだを同時に動かし、あたまの中をフル回転させる課題を盛り込みながら初級編のコグニサイズに取り組みました。
 

 




【第三回「目指せ!あたまスッキリ☆コグニサイズレベルアップ編」】
 担当講師:医学部保健学科 上村佐知子准教授、藤田智恵助教
 
 前回の内容を踏まえて、難易度を少しずつあげたコグニサイズ中級~上級編を紹介し、ラダー(はしご)など道具を活用した課題にも挑戦しました。
 

 




【第四回「納得!てきめんコグニサイズ」「コグニサイズを正しく実践するために」】
 担当講師:医学部保健学科 久米裕講師、津軽谷恵助教
 
 チームオレンジ☆がこれまで活動を続けてきたコグニサイズに関する研究成果を紹介しながら、コグニサイズの効果をわかりやすく解説しました。保健医療関係者向けに、コグニサイズを実践指導する際のポイント、留意点についても併せてお伝えしました。終盤には秋田の民謡「ドンパン節」を取り入れた新しいコグニサイズ(秋田大学チームオレンジ☆考案)を紹介し、受講者の皆さんは馴染みの深い曲に合わせて楽しみながら課題に取り組んでいました。
 

 



 受講後のアンケートでは「コグニサイズの考え方、運動など楽しくためになりました」「自分のため家族のためにも認知症予防に取り組んでいこうという思いが強くなった」等、受講して良かった、また実施して欲しいという感想を多くいただきました。

 秋田大学横手分校では今後も様々なテーマの講座を開講し、県南在住の皆様へ役立つ情報をお届けして参ります。


※本学では日本国内における新型コロナウイルス感染症の発生に関しまして、政府、自治体、関係機関等から示される情報の収集に努めるとともに、感染拡大の防止に細心の注意を払い、講座を実施しております。