秋田大学北秋田分校長が内陸線の観光フォーラムでコーディネーターを務めました。

熱心に耳を傾ける参加者

 

コーディネーターを務める濱田分校長

 

パネルディスカッションの様子

 

 2月20日(水)、「秋田内陸線・奥羽北線広域観光フォーラム」が北秋田市阿仁ふるさと文化センターで開催され、北秋田分校 濱田純分校長がコーディネーターを務めました。主催は、観光客の呼び込みを目的に平成23年11月に発足した「秋田内陸線・奥羽北線沿線連絡協議会」で、秋田県観光文化スポーツ部、北秋田・仙北両地域振興局、北秋田市、仙北市、大館市、弘前市、秋田内陸縦貫鉄道、東日本旅客鉄道秋田支社から構成されています。

 フォーラムは2部構成で行われ、第1部「秋田内陸線と沿線地域の活性化に関する調査研究報告」、第2部パネルディスカッション「沿線地域の魅力と地域の取り組み」をテーマに、公益財団法人東北活性化研究センターによる調査結果の報告とディスカッションを通して秋田内陸線を活かした広域観光について沿線住民や関係者ら約100名が参加し、意見を交わしました。

 濱田分校長は第2部のパネルディスカッションでコーディネーターを務め、大館北秋と弘前市のNPO団体や内陸線観光案内人団体の代表ら7名と意見交換を行いました。ディスカッションでは、第1部の調査報告とパネリストからのそれぞれの活動紹介を受けての課題やアイデアが多数上がりました。濱田分校長は、「魅力の原石はたくさんある。これらを活かすこと、PRすることが一番難しく、一番大事である。高齢化によって活動が失速してしまう前に、各団体・地域がどう連携して活動し、情報発信していくかが課題」と述べ、沿線の魅力掘り起こしと一丸となった活動の重要性を強調しました。

 ディスカッション終了後には会場からも質疑や意見が上がり、内陸線の観光活用について考える機会となったようです。