大館市立有浦小学校で「ワクワク子ども科学教室」を開催しました。

炎の温度をはかる実験。真剣に観察しています。

 

大人気だったスライムづくり

 

けい藻土を使った実験。水を入れるとびっくり!

 

 秋田大学北秋田分校(濱田純分校長)は11月17日(日),大館北秋田理科教育研究会との共催で,「ワクワク子ども科学教室」を開催しました。この教室は,身の回りにある材料を用い実験することで,子どもたちに科学を身近に感じ興味を深めてもらうことを目的に毎年開催しているもので,会場の大館市立有浦小学校体育館には,同時開催の児童生徒理科研究発表会への参加者を中心に,大館市や北秋田市内の小学校児童やその保護者約450人がつめかけました。
 当日は,秋田大学大学院工学資源学研究科の教員3名と特別講師2名,そして秋田大学生18名が参加者の指導にあたり,体育館に5つの実験ブースを設置して,北秋田市で産出されるけい藻土を使った実験や香りの科学,液体窒素を使った実験など約20種類のコーナーを用意したほか,秋田県立大館鳳鳴高等学校化学部や大館市立第一中学校科学部の生徒も実験ブースを設置しました。
 参加した子どもたちは,目を輝かせて実験を行い,積極的に質問するなど,科学との触れあいを大いに楽しんでいる様子でした。実験ブースには次から次へと小学生が訪れ,「もう一回やって!」「ぼくもやってみたい!」と大好評で,この科学教室を通して子どもたちは理科への興味や関心をいっそう深めたようでした。