秋田大学生が「スノーキャンドルストリートinあに」に参加しました

阿仁異人館の装飾作業

 

「燦々たる山河」をテーマに見事に仕上げました

 

 

 

 2月22日(土)秋田内陸線阿仁合駅周辺で「第9回スノーキャンドルストリートinあに」が開かれ,秋田大学生13名が参加しイルミネーションの飾り付けなどを行いイベントを盛り上げました。地域住民でつくる実行委員会が主催し,地域の“資源”である雪と各家庭にあるろうそくを使い,スノーキャンドルの灯りで地域をつなぐ住民参加型のイベントで,秋田大学北秋田分校(濱田純分校長)などが後援しています。
 秋田大学生はまず,実行委員会の協力を得ながらイルミネーション装飾に挑み,阿仁異人館テラスをキャンパスに,森吉山や安の滝,阿仁川といった地域の雄大な自然を表現しました。時より吹き付ける雪と寒さにもめげず,暗闇に浮かび上がるであろうこれら作品をイメージしながら長時間にわたる作業に汗を流し,見事に完成させました。
 また,地区の道路沿いをミニかまくらやスノーキャンドルで飾り付ける作業にも地域の皆さんと一緒に取り組み,華やかさを一層演出するとともに交流も深めました。

 午後6時,街中のろうそくに一斉に灯りがともされると,辺り一帯に温かい光の世界が広がり幻想的な雰囲気に包まれました。学生たちが制作したイルミネーションやろうそくも街中を彩る温かな光のひとつとなり,訪れた人たちを魅了していました。
 会場には地域の皆さんも大勢くり出し,秋田大学生はそうした皆さんに積極的に声をかけ,イベント盛り上げと並ぶもう一つの目標であった地域交流を大いに深めていました。
 参加した人すべてに,笑顔と感動のあふれる夜となりました。