大館市立有浦小学校で「ワクワク子ども科学教室」を開催しました

大きなシャボン玉の中にスッポリ




 

液体窒素で凍らせたバナナで釘を打つ実験




 

身の回りのpHを調べてみよう




 

 秋田大学北秋田分校(濱田純分校長)は9月21日(日),大館・北秋田理科教育研究会との共催で,「ワクワク子ども科学教室」を開催しました。今年で4回目となるこの教室は,小中学生を対象に身近なものを利用して実験を行い,科学への興味関心を深めてもらうことを目的として開催しています。同時開催の児童生徒理科研究発表会への参加者を中心に,大館市内や北秋田市内の児童やその保護者約500名が訪れました。
 当日は,秋田大学理工学部の教員2名と特別講師3名,そして秋田大学生24名が参加者の指導にあたり,子どもたちに分かりやすく説明していました。
体育館には14のコーナーを設置し,「花火の色をつくろう」「スライムで遊ぼう」など,子どもたちにもなじみの深いテーマで実験が行われました。なかでも,「大きなシャボン玉をつくろう」のコーナーでは,自分の体がシャボン玉の中にすっぽりと入ってしまう体験ができることから,行列ができるほどの人気ぶりでした。また,「液体窒素でいろいろなものを冷やしてみよう」のコーナーでは,バナナを凍らせて釘を打ったり,濡らしたタオルが一瞬でカチカチになったりと,テレビでも見たことのある実験を前に,子ども達は歓声をあげていました。
 一緒に実験を楽しんでいた保護者も,子どもが科学の不思議に興味を持っている姿を見て,これからさらに学びを深める良いきっかけになると喜んでいる様子でした。