平成29年度 秋田大学COC+事業
6大学「秋田おらほ学」検討委員会を開催しました。

 9月26日(火)秋田大学地方創生センター2階206号室において、6大学「秋田おらほ学」検討委員会を開催しました。
 同委員会は、COC+事業第1の柱である「6大学連携による”秋田おらほ学”の展開」として、「地域志向科目」を核にした教育プログラム(秋田おらほ学)を整備するにあたり、教育プログラム開発委員会の下部組織として発足しました。6大学の教員・事務担当者等の実務者が“秋田おらほ学”の制度構築にむけて、実践的な協議を行います。

 はじめに、本学の銭谷委員長が「今年3月に開催した委員会では全体の今後のスケジュールや各大学の取組状況、他県の取組状況等の意見交換を行った。今回はその議論を踏まえ、前回議論となった論点や今後の取組についてじっくりと協議をしていきたい。」と挨拶しました。

 次に、各大学が、地域を志向したカリキュラム等の現状や今後の取組について説明したあと、参加者からは次の意見が出され、協議がなされました。
○地域志向科目が難しい場合は、地域関連科目として柔軟な設定をしてはどうか。
○10単位以上を条件にするのが難しいとすれば、各々の独自プログラムをパッケージで認証してはどうか。
○カレッジプラザやテレビ授業を使って、他大学の科目をうけられるシステムにしてはどうか。
○面接、小論文は多人数のため難しいが、認証審査としてのプレゼンテーションを科目として盛り込むほうが実践的だ。
○県内就職の際に、企業が採用したくなるような認証であるべきだ。

 今後は先進的な取組をしている他県のCOC+大学への視察を行いながら、“秋田おらほ学”について検討を深めるとともに、6大学間の連携・調整を図っていくこと確認しました。

6大学「秋田おらほ学」検討委員会の様子