平成30年度 秋田大学COC+事業
聞き書きボランティア養成講座を開催しました。
7月6日(金)秋田県総合教育センターにおいて、聞き書きボランティア養成講座を開催しました。「聞き書き」とは高齢者から話を聞き、その人の一人語りの文体で一冊の本にまとめる活動であり、「聞き書き」を通じて地域や住民の歴史を後世に伝えるとともに、語り手の高齢者は生きがいを感じ、聞き手は高齢者から昔の生活など様々なことを学ぶことができます。
今年度は小田豊二先生(日本聞き書き学校講師/作家)を講師にお迎えし、秋田西高等学校と金足農業高等学校の生徒を対象に、両校併せて25名の生徒と12名の教職員が受講しました。
最初に、「聞き書き」の意義や目的について学びました。参加した生徒たちは熱心に耳を傾け、小田先生の軽妙なお話に引き込まれていました。
続いて、具体的な手法を学んだ後、練習問題にも取り組み、「聞き書き」への理解をさらに深めました。
今後は、7月24日(火)に実際に高齢者の「語り手」からお話を伺う実践活動を実施します。また、完成した冊子を語り手に差し上げる贈呈式を行うことも予定しています。