平成30年度 秋田大学COC+事業
第2回秋田就職サポート会議を開催しました。

 1月31日(木)、秋田商工会議所ホール80において、平成30年度第2回秋田就職サポート会議を開催しました。
 昨年8月に開催した第1回会議に引き続き、COC+事業関係6大学と秋田県をはじめとした事業協働機関及び関係団体の就職担当者が一堂に会し、大学生の県内就職率向上のための取組について、情報共有や今後の取組に対する協議を行いました。
 はじめに、平成30年度の事業実績及び平成30年度卒業予定者の就職動向について、各大学から説明があり、前年度に比べて理工系の学生について増加していることが報告されました。

 続いて、平成31年度卒業予定者に対する今後の対応等について、各大学や事業協働機関から次のとおり説明と報告があり、展開予定のイベント・事業の情報共有や現状の課題についての協議を行いました。
 秋田大学からは、平成31年度新規開講地域志向科目、平成31年度卒業予定者から回答を得た進路アンケートの結果等及び「秋田おらほ学認証」制度について説明がありました。
 続いて、秋田県立大学からは、ガイダンスの開催やマッチングの具体策等について説明のほか、「竿灯会」の学生は県内就職率が非常に高いという報告がありました。 
 秋田高専からは、企業説明会の早期開催やCOC+科目の対応について、秋田公立美術大学からは教職員により企業訪問・新規開拓や企業を招聘したイベントの開催等について、日赤秋田看護大学からは個別の働きかけなどについて、説明がありました。

 また、事業協働機関からも以下の通り報告や意見がありました。
○「秋田回帰キャンペーン」を実施し、それに併せて奨学金返還助成制度、交流会、企業説明会等を展開している。(秋田県)
○Aターンマッチングシステムを作り直し、県内学生も企業情報・求人情報を見られるようにしている。企業説明会等で学生の様子をみていると積極性に欠けるので、大学からも後押しをしてもらいたい。(ふるさと定住機構)
○インターンシップの回数を増やし、学生目線の内容で実施している。(北都銀行)
○インターンシップの会場を増やし、夏・冬と実施している。「おらほ学認証」は認証書がもらえるだけでなく、何か特典があるとよいのではないか。(秋田銀行)
○会員企業は人材不足の状況である。企業が採らないと言うより、学生の応募が少ない。秋田の住みよさのPRを進めたい。(商工会議所)
○規模が大きい企業に学生が流れていってしまう。説明会を開催するなど、認知度を高めて学生確保に努めたい。(商工会連合会)
○会員の行ったアンケートでは県内就職率は若干上昇しているが、依然として人材不足の状況である。企業側もアプローチを工夫したい。(中小企業団体中央会)

 COC+事業は来年度に5年目となる最終年度を迎えますが、今後も県内就職率アップの目標に向けて、事業関係機関が一丸となって、さらに取組を進めていきます。