令和元年度 COC+事業
第1回秋田創生COC+協議会を開催しました。

 7月25日(木)、秋田大学本部管理棟3階第1会議室において、令和元年度第1回秋田創生COC+協議会を開催しました。

 はじめに、本学の山本文雄学長が「県内就職率10ポイントアップを掲げて取り組んでいるが、大変厳しい状況にある。これまでの取組が効果を発揮し、成果に結びつけるためには皆さんのご理解とご協力が必要である。今一度ご助力賜りたい。」と挨拶し、開会しました。

 続いて、事務局から平成30年度COC+事業実績の報告や令和元年度事業計画について説明がありました。また、秋田県からは県内定着に向けた主な取組として、学生と保護者に向けた就職情報誌の配布・セミナー開催やあきた女子活応援サポーター、奨学金返還助成制度などを中心に紹介がありました。

 これを受けて、出席者からは次のような意見や質問があり、協議がなされました。
 ○大都市圏と秋田県の生活コストの違いをもっと打ち出し、県内就職の魅力を学生に伝えるべきだ。
 ○県外を希望する学生に対し、県内の同業種の企業を逆マッチングしてはどうか。
 ○事業協働機関としても、企業と学生のマッチングや、大学教職員との情報交換会を検討したい。
 ○採用担当者だけでなく企業経営者へ直接アプローチをしてはどうか。
 ○看護系学生の地域枠や奨学金や補助金制度の拡充について検討が必要だ。

 最後に、堀井啓一副知事が「秋田県にとっても、地域がこれから持続可能な社会を維持できるかという課題の根幹をなす対策の部分であり、今後も取組を進めていきたい。」とまとめ、大学と事業協働機関が一丸となって、今後も県内就職率アップに向けて相互に協力していくことを確認しました。


協議会の様子

秋田大学・山本学長


秋田県・堀井副知事

秋田県立大学・小林学長