令和元年度 秋田大学COC+事業
第1回秋田就職サポート会議を開催しました。

 8月6日(火)、秋田商工会議所ホール80において、令和元年度第1回秋田就職サポート会議を開催しました。

 はじめに、本学の志立正知理事が「COC+事業は今年度が最終年度であり、秋田県にとっても学生の県内就職は大事なテーマである。COC+関係大学として、今後も県内就職を高めていくために皆様から知恵を拝借したい。」と挨拶し、開会しました。

 続いて、平成30年度卒業者の県内就職状況及び令和元年度卒業予定者の就職動向について、各大学から説明があり、県内就職率は全体として上昇傾向ながら、最終目標に対しては依然厳しい状況であることや、今年度の内定率は例年並みに推移していることが報告されました。

 また、事業協働機関や関係団体から、次のような報告や質問が出されました。
 ○新卒採用しても離職が多く、人材不足対策として定年延長をする企業もある。
 ○応募者減少の影響もあり、新卒採用者数は以前より減っている。
 ○理系の学生は県外に出て行く傾向にあり、採用に難儀している。
 ○何故学生は県外へ出て行くのか。企業として何が出来るのか。

 次に、各大学の取組紹介として、秋田大学からは「大学と県内企業による情報交換会」や「秋田おらほ学認証制度」等の説明がありました。
また、県立大学からはジョブシャドウイング、秋田高専からはインターンシップの強化等について説明があったほか、国際教養大学からはインターンシップ活動費助成について、公立美術大学から県内企業説明会&インターンシップ交渉会について、紹介がありました。

 最後に、秋田県から県内定着に向けた取組として、就活情報サイトの展開、学生と保護者に向けた就職情報誌の作成・配布、女子活交流会、奨学金返還助成制度等について説明がありました。

 今年度はCOC+事業最終年度となりますが、事業終了後も引き続き県内就職率向上を共通課題として、事業協働機関一体となって取組を更に強化することを確認しました。