令和元年度 秋田大学COC+事業 
第1回若者育成部会を開催しました。

 5月28日(火)秋田大学本道キャンパス医学系研究棟において、第1回若者育成部会を開催しました。
 この部会は、COC+事業の第3の柱「ふるさと秋田の魅力形成モデルづくり」として、県内市町村と連携し、聞き書きボランティア養成やコグニサイズ運動の取組を軸に、「高齢社会でも住みよい・安心感のある地域社会構築モデルづくり」を展開しています。

 令和元年度初開催となった本部会は、始めに今年度の事業推進体制について確認しました。
 次に、平成30年度事業実績について説明がありました。聞き書きに関する取組としては、秋田西高等学校と金足農業高等学校の生徒を対象とした聞き書きボランティア養成講座やその後行われた実践活動や贈呈会について、また大学の授業として、教養ゼミナール-聞き書きによる人間関係の構築-を開講したことについて報告がありました。

 コグニサイズに関する取組としては、潟上市コグニサイズ教室の実施や事業中間報告会の開催のほか、自治体等の要請による講師派遣が多数あったことについて報告がありました。また、国立長寿医療研究センターで行われたコグニサイズ指導者研修へ部会員が1名参加し、新たに有資格者が増えたことも周知されました。

 令和元年度事業計画については、昨年度同様に、潟上市における聞き書きボランティア養成講座等の開催や教養ゼミナール開講のほか、横手市での聞き書きボランティア活動が予定されていることについて説明がありました。
 コグニサイズに関する取組としては、これまで東成瀬村、男鹿市、潟上市で実施したコグニサイズ教室終了後に、参加者が立ち上げた自主グループへのフォローアップを行っていくほか、県内市町村等からの講師派遣要請への積極的な対応、コグニサイズ指導者研修への参加および事業報告書の作成についても確認しました。

 COC+事業最終年度となる今年度も、県内市町村と連携しながら、高齢社会でも住みよい安心感のあるコミュニティ創りを目指して、地域と繋がる本事業を進めてまいります。


若者育成部会の様子