平成29年度 秋田大学COC事業
北秋田市第1回三者協議を開催しました。

 7月25日(火)北秋田市「阿仁ふるさと文化センター」において、秋田県、北秋田市、秋田大学関係者による第1回三者協議を開催しました。

  北秋田市は、現在、秋田大学が進めている「地(知)の拠点整備事業」の参画自治体として、秋田県、秋田大学とともに「地域文化振興による元気な地域づくり」の課題に取り組んでいます。

  この日は、「鉱山の隆盛がもたらした阿仁文化の現代への活用〈阿仁の今昔物語〉」について、平成28年度の取組状況の報告と最終年度となる平成29年度事業計画の進め方について話し合いが行われました。

 まず、虻川北秋田副市長から、企画展の開催、阿仁伝統芸能「からめ節」のモーションキャプチャDVDの完成、着地型観光ガイドの養成支援の実行等、阿仁の文化と発掘と復活が着実に進んできていることについて謝辞が述べられました。
 
 平成29年度事業について、今井教授より秋頃を目途に阿仁異人館を設計したドイツ人鉱山技師アドルフ・メッケルをテーマとした企画展及び企画展に関連したフォーラムを開催する旨が話されました。その後、出席者から企画展・フォーラムの開催時期、開催場所、フォーラムの内容や参加対象者等について活発な意見が出されました。

  今後も事業の推進に向けて、県・市・大学の三者で連携を図っていくことを再度確認しました。


三者協議の様子