「平成29年度 阿仁伝承館・秋田大学連携展」が始まりました。

 平成29年10月13日(金)より、北秋田市阿仁銀山の阿仁郷土文化保存伝承館において、「お雇い外国人メッゲルが残した阿仁鉱山の近代化」展が始まりました。開催期間は、平成30年2月12日(月)まで。
 この企画展は、秋田大学COC事業の一環である地域志向教育研究経費を活用して、秋田大学鉱業博物館と阿仁郷土文化保存伝承館の主催により開催しております。秋田大学では、同伝承館にて、毎年、阿仁鉱山をテーマとした連携企画展を開催しており、今回で6回目となります。
 開催初日には、約40人の来場者の前で、秋田大学鉱業博物館長の今井忠男教授によるギャラリートークが行われました。
 明治時代に、お雇い外国人として阿仁に赴任したメッゲルによりまとめられた「阿仁鉱山報告書」や洋館風に建設された阿仁鉱山事務所の写真など、当時を窺える多くの資料が現物及びパネルで展示され、阿仁鉱山の近代化に尽力したメッゲルの偉業が紹介されています。

【これまで開催した企画展】
第1回 H26. 4.25~H27. 5.25「阿仁鉱山の絵巻」
第2回 H26. 7.24~H27. 8.31「秋田古銭物語~阿仁の鉱山が生んだ貨幣~」
第3回 H26.11. 7~H27. 1. 8「道が支えた阿仁鉱山~米の道、炭の道、銅の道~」
第4回 H27.10.30~H28. 2.14「菅江真澄が歩いた阿仁鉱山~阿仁の名所が生まれた瞬間~」
第5回 H28.10.29~H29. 2.12「梅津政景が興した秋田の鉱山と町」 


今井教授によるギャラリートーク

******企画展の案内はチラシを参照して下さい******