秋田大学自殺予防総合研究センター開所式を行いました。(R3.6.2)

 

 

 

 

 

秋田大学は、令和3年6月2日、自殺予防総合研究センターの開所式を行いました。

開所式には、大学関係者と秋田県の佐々木薫健康福祉部長などが出席しました。

本学の山本文雄学長は、「新型コロナウイルスのパンデミックで生活が一変し、自殺者が大きく増幅されるのではないかと私自身危惧を抱いた。秋田大学では、新型コロナウイルス感染症を予防しつつ自殺予防対策の支援を行える、SNS等の新しいITツールを利用した自殺予防の取組を行う。また、それに学生が参加する仕組みをつくり、世代間交流を促進する研究を行い、得られた知見を行政機関や民間団体と共有していく。」と挨拶を述べました。

また、秋田県・佐々木健康福祉部長からは、「当研究センターの開設で、科学的知見に基づく新たなアプローチにより、これまで以上に幅と厚みをもった効果的な取組が可能となることに、自殺防止活動の関係者だけでなく、県民にとってたいへん大きな期待が高まる。県としては、センターの成果を踏まえ、『民・学・官』の連携を更に強化しながら、自殺予防対策の取組の一層の充実を図り、自殺者ゼロとなる世の中を目指したい。」との祝辞をいただきました。


日時:令和3年6月2日(水)14:00~14:20
場所:秋田大学本道キャンパス医学系研究科棟正面入口前