「防災サイエンスカフェin横手市夏休み子ども教室」を開催しました。(R5.7.27)

 

 

 

地域防災減災総合研究センターは、令和5年7月27日(木)に、横手市交流センターY²ぷらざで、「防災サイエンスカフェin横手市夏休み子ども教室」を開催しました。
「防災サイエンスカフェ」事業は、県内各地の地域住民の方々等を対象に、「防災」をテーマとして行う公開講演会です。今回は、秋田大学横手分校とのつながりから、「横手市夏休み子ども教室(主催:横手市教育委員会)」内において開催し、「横手南子ども教室」の横手市内小学校1~4年生の児童17名が参加しました。
今回のテーマは、「紙の模型で地震に強い家を作り防災博士になろう!」で、同センターの水田敏彦教授が講話を行いました。始めに、「地震や津波から命を守るためには、知って、正しく準備すること」と児童たちに向けて伝えたうえで、地震のメカニズムについて解説をしました。
その後は、参加児童全員で、紙製の家の模型を組み立てて揺らす実験を行い、「筋交い」の有無によって、建物の揺れ方に違いがあることを実際に確かめました。水田教授は、「筋交いをつけると建物は強くなる。これが皆さんの命を守っている。」と説明しました。
この他、防災クイズを通して、地震が起きた時や、避難する際に注意することなどを学びました。
参加児童からは、「強い家を作るには、筋交いをつけるだけでできることにびっくりした。」、「筋交いをつけると、揺れる強さが変わることが分かりました。知らないことがいろいろ分かってよかったです。」などの感想があり、防災に興味や関心を持ってもらうきっかけとなったようでした。