本センターヒューマンサポート部門の 門廻 充侍 講師(新学部設置準備担当)らの研究チームが実施した、令和5年7月の秋田県内の記録的大雨災害から半年時点での心理的影響に関するウェブ調査の結果が新聞掲載されました。(R6.3.17)

令和6年3月17日発行の秋田魁新報に、本センターヒューマンサポート部門の 門廻 充侍 講師(新学部設置準備担当)と東北大の共同研究チームが今年1月に実施した、令和5年7月の秋田県内の記録的大雨災害から半年時点での心理的影響に関するウェブ調査の結果が掲載されました。
記録的大雨災害から半年となった今年1月に、県内の800人を対象に調査を実施し、得られた回答を分析した結果、住家被害を受けた人の31%、自宅周辺が浸水した人の30%、仕事や生活に影響を受けた人の31%に「心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスクあり」との判定が出たことが分かりました。
門廻講師は、「医師などの医療的資源は限られている。デジタル技術を活用した新たな心理支援の必要性が示唆されており、現在、産学連携の共同研究を推進している。」と話します。