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地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+ 事業)

事業の概要

 地域のための大学として地域再生・活性化の拠点となる大学の形成に取り組んできた「地(知)の拠点整備事業(大学COC 事業)※①」を発展させ、地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先を創出・開拓するなど地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的とする事業です。
 平成27 年度の文部科学省の新規重点補助事業で、全国から56件の応募があり、42件(参加大学数256大学)が採択されました。この事業は、地域における複数の大学の協働の取組が申請要件となっていることから、秋田大学をCOCプラス大学(事業責任大学)とし、秋田県立大学と秋田工業高等専門学校を参加校とする事業計画で申請し採択されました。

 テーマは「超高齢・人口減社会における若者の地元定着の促進と若者の育成」であり、事業期間は平成27年度から平成31 年度までの5年間です。
秋田県、県内商工団体や地元金融機関等のトップと3大学の学長・校長で組織される「秋田創生COC プラス協議会」を設置。雇用・就職に関する情報の共有化・取り組みの一元化から始め、地域が求める人材像を把握し、5年間で「学生の地元就職率10%アップ」を目指します。

 取組内容としては、次の3つの柱を考えています。

第1の柱「6大学連携による『秋田おらほ学』の展開」※②
第2の柱「3大学と地元企業群による就業支援・若者定着の促進」
第3の柱「ふるさと秋田の魅力形成モデルづくり」

 事業を秋田県内の自治体、企業、金融機関、民間団体等と展開することにより、学卒者の地元就職率の向上や、地元大学への入学率の向上に大きく寄与することが見込まれます。

紹介パンフレットはこちら

※①「地(知)の拠点整備事業(Center of Community)」
平成25年度の文部科学省の新規重点補助事業で、大学等が自治体と連携し、全学的に全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学等を支援するものです。地域再生・活性化の拠点となる大学の機能強化を図ることを目的としています。
※②第1の柱「6大学連携による『秋田おらほ学』の展開」に反映させる具体的な教育プログラムの開発・構築は各事業協働機関の実務経験者から構成する「教育開発プログラム委員会」によって行います。

概念図
連携図