「令和5年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました

(第1部:事例報告発表する吉村先生)

 

(第1部:事例報告発表する石沢先生)

 

(第1部:事例報告発表する遠藤先生)

 

(第2部グループセッション:物理)

 

 高大接続センターでは,10月27日(金)に「令和5年度秋田大学高大接続教育フォーラム」を開催しました。
 本フォーラムは,秋田大学が推進する高大接続教育の取組みを周知するとともに,高等学校教育関係者と大学教育関係者が高大接続に関する現在の課題を共有しながら,教育課程や教育内容などに関する意見や情報交換を行うことを目的に,平成26年度から主に大学教職員や秋田県内の高校教育関係者を対象に開催しており,秋田大学と秋田県教育委員会との共催事業として行われています。
 今年度は,「STEAM分野における高大接続教育」をテーマに第1部では,STEAM教育に関連する広い意味での「探求」をキーワードとして,高校と大学の代表の先生方に事例報告をしていただき,情報の共有を図りました。質疑応答では,積極的な質問が多く寄せられ,一つひとつ丁寧な回答をいただきました。
 その後,第2部では教科ごとに分かれ,グループセッションを実施し,各教科における高大接続教育の改善点や問題点について,有意義な意見交換が行われました。
 実施したアンケートでは,参加者から「高校と大学の連携の必要性を改めて感じた」「大学での研究につながる高校での探究と接続を意識した取組みが分かった」などの感想があり,高大接続教育についてそれぞれの教育現場の現状を知ることで, 本フォーラムの趣旨でもある,探究的なものの見方や考え方の修得が,今後一層強く求められるであろうことが印象付けられました。