秋田大学大学院理工学研究科の山田学講師が第32回学術研究奨励賞を受賞

 

受賞した山田学講師

 

 秋田大学大学院理工学研究科の山田学講師は7月4日、一般財団法人・山下太郎顕彰育英会の第32回学術研究奨励賞を受賞し、授与式が秋田県横手市の山下記念館で行われました。
 この会は、横手市大森町出身の実業家で海外油田開発の先駆者、山下太郎氏の遺志を継いだ文子夫人が提供した10億円で1989年に設立されました。
 山田講師は、有機化合物のサイズや形状を見極めて内部に取り込む性質を持つ結晶の開発に成功。この性質を利用することで石油やプラスチック、医薬品の生産に役立つと期待されます。
 山田講師は「本研究で明らかにした特性を利用すれば、工業的に重要な有機化合物や高分子化合物、医薬品の原料の脂肪族系や芳香族系炭化水素の効果的な分離や、エネルギー消費の少ないガソリンなどの石油の精製などへの展開が期待されます。本受賞を励みに、様々な化合物の可能性を追求し、新たな発見をすべく、研究に邁進する所存です」と今後の意気込みを語りました。