秋田県内の新型コロナウイルス検査体制の充実に向けて「秋田大学PCRラボ」を設置

 

前列は左から中山教授、尾野研究科長、南谷病院長、植木中央検査部長
後列は検査業務に協力するPCRラボメンバー(医師・技術職員等13名)

 

報道機関からの質問に答える、
左から中山教授、尾野研究科長、南谷病院長、植木中央検査部長

 

秋田大学は6月10日、新型コロナウイルス検査件数の増加を図るため、秋田大学医学部附属病院中央検査部内に「秋田大学PCRラボ」を設置したことについて、記者発表を行いました。この日は、検査業務に協力するPCRラボメンバーも参加して、同ラボでの検査業務等についての説明会も併せて開催しました。
今回、中央検査部に感染性物質を扱う安全キャビネット、検査機器を新たに整備し、事務員を新規に1名雇用するほか、医学系研究科の講座などに勤務する医師・技術職員等13名がPCRラボメンバーとして中央検査部の検査業務に協力することにより、中央検査部の機能を大幅に強化し、院外の検査も受け入れられる「秋田大学PCRラボ」を立ち上げました。
PCRラボの設置により、秋田県内での新型コロナウイルス感染の第2波以降に備えて、これまでのPCR検査対応件数1日あたり10件程度を段階的に増やしていき、1日あたり100件のPCR検査の実施が可能になります。検査数の増加によって、院外の施設や仮設診療所などからの検査を請け負う役割を担っていくほか、ノウハウの蓄積による県内の他機関への技術指導などでさらに秋田県への貢献を目指します。
南谷佳弘病院長から、「秋田県内の感染は現在小康状態であるが、第2波、第3波は確実に来る。第1波の反省材料として検査態勢の不備が指摘されているため、大学病院として人的、物的資源を有効活用して、PCR検査態勢の拡充に協力していきたい」との挨拶がありました。