医理工連携「夢を語る会」を開催しました

 

開会の挨拶をする山本文雄学長

 

 秋田大学は令和6年2月21日、医理工連携「夢を語る会」を開催しました。
 この取り組みは、今回で26回目を迎え、これまで、多くの研究者のシーズや医療現場のニーズ発表に留まらず、遠隔医療や超高齢化社会に起因する医理工連携課題を解決する研究プロジェクトを立ち上げ、その推進及び議論を行っているものです。今年度はこれらの議論をさらに発展すべく、昨今急速に技術開発が進展しているAI・DXの分野をテーマに医理工連携に興味のある研究者、メディカルスタッフ、企業等を対象として開催し、65名が参加しました。
 プログラムは、講演Ⅰ「AI・DXの活用とこれから」をテーマに本学産学連携推進機構長 景山陽一教授がAI・DXの活用と医療分野への応用の可能性について講演し、講演Ⅱ「AIによる医療・バイオロジの支援」をテーマに、株式会社biomy 代表取締役社長 小西哲平氏が最新のAI技術の紹介と医療・バイオロジへの応用事例について講演しました。
 AIを活用した地域医療に活発な意見交換がなされ、次世代研究に向けた新たな取組みの可能性が示されました。