秋田大学卒業生で冒険家の阿部雅龍氏の企画展を開催

 

今回の冒険の様子を解説する阿部氏

 

座談会の様子

 

 秋田大学はインフォメーションセンターで、10月23日から31日の期間、企画展「秋田大学卒業生 冒険家・夢を追う男 阿部雅龍のリキシャジャパントラバース (旧一宮68箇所を人力車で周る参拝の旅の報告)」を開催しました。
 本学の卒業生で冒険家の阿部雅龍氏が目標としている、約100年前に日本人で初めて南極を探検した白瀬矗(しらせ のぶ、秋田県出身)中尉が目指したルートでの南極冒険遠征の誓いを立てるため、全国の旧一宮68箇所へ人力車をひきながら参拝する「リキシャジャパントラバース」を平成29年2月下旬にスタート。人力車で総距離約6,000㎞、およそ8カ月間にわたり、全国の旧一宮68箇所を巡り、10月29日にゴールとなる地元の秋田にある白瀬中尉の墓前で手を合わせ終了の報告をするという壮大な挑戦の記録を、自身のSNSに発信した文章と写真などで紹介してきました。
 10月31日には阿部氏本人が人力車をひきながら来館。在学生らと座談会を行い、冒険を振り返るとともに、次の冒険への意気込みを語りました。
 阿部氏は、平成30年に日本人初単独無補給南極点到達、平成31年には白瀬中尉の足跡を辿る南極点到達を計画しています。