大住小学校の児童3名が通学路の「防災マップ」をつくりました。
10月25日(土)秋田市立大住小学校5年生の3名が、大住児童館から自宅までの道路に潜む危険箇所を地図に記載する「防災マップ」を作成しました。これは普段何気なく歩いている道路で「もし地震が発生したら・・」ということを想定し、道路上に潜む危険箇所や避難する際に気を付けることなどを地図に記載することで、児童自らが道路上に潜む危険性に気づき、地震発生時に最も安全なルートを通り避難することができるようになることを目的として実施しました。
防災マップづくりに参加した3名は、児童館からそれぞれの自宅までを歩く中で「地震の揺れで看板が落ちてきそう」「建物から急に飛び出すと車と衝突するかも」「電柱が倒れると車が通れない」など、地震の時に発生すると考えられる危険性に気づき、写真を撮ったりメモをとったりしました。児童館に帰ってからは、誰にでもわかるように気付いたことや写真の配置などを工夫しながら地図に記載しました。
完成した防災マップは他の友達も活用して欲しいと、児童館に遊びにきていた友達の前で発表しました。3人は道路に潜む危険な箇所の説明とともに、それぞれが感じたこと、伝えたいことを一生懸命説明し、安全なルートを自分達で考え避難しようと呼びかけました。
地域創生センター地域防災部門は、このような防災マップの作成を教職員が参加し実施しています。また、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動も行っています。実施の希望がありましたら下記までご連絡ください。