防災教育外部指導者派遣事業において、水田地域防災部門長が野石小学校で講義を行いました。
11月5日(水)男鹿市立野石小学校の全校児童55名を対象に、地域創生センター水田敏彦地域防災部門長が「地震や津波から命を守ろう~地震に強い家を考えよう~」をテーマに防災授業を実施しました。
水田地域防災部門長は、地震や津波の発生メカニズム、命を守るためにはどうすれば良いかなどについてアニメーションや映像を交えながら分かりやすく説明しました。過去に発生した地震のビデオ映像を見た児童は、大人が立っていられないほど揺れる状況に「怖い」と言いながら驚いていました。また、建物に筋交いと言われる補強部材を入れる場合と入れない場合で、揺れがどれだけ違うかについて実験を含めて解説すると、筋交いの有無により揺れに大きな差が出ることを見て、地震に強い家と弱い家の構造について理解したようでした。
授業の最後には防災に関するクイズを行いました。今日の授業を振り返る意味も含めた問題に大きな声で回答し、今日の授業を良く理解している様子が窺えました。
地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。