「秋田県沿岸部に位置する小学校等への出前授業プロジェクト」において、鎌滝准教授が日新小学校で講義を行いました。(25.11.18)

 

 秋田大学地域創生センターは、秋田県沿岸部に位置する小学校等を対象とした津波、地震などの防災に関する出前授業を実施します。これは、秋田県の沿岸部に位置する小中学校、特別支援学校等で特に海岸から近い位置にある学校、標高の低い学校を対象として実施するもので、主に津波に対する防災、避難について考えてもらうことを目的とします。プロジェクトは今年度から来年度にかけて実施します。
 プロジェクトの1校目は、11月18日(月)秋田市立日新小学校の5年生約150名を対象に地域創生センター鎌滝孝信准教授が「地震や津波から命を守ろう」と題し実施しました。鎌滝准教授は、津波が発生する仕組みや威力などについて、実験や実際の映像等により説明した後、避難する際に気を付けることや、災害時に適切な判断ができるようになるための普段からの準備などについて説明しました。
 授業終了時には児童から「津波と波の違いがわかった」「津波がきたら冷静に落ち着いて命を守りたい」と感想が述べられ、沿岸部に位置する学校であるための避難の方法について考える機会となったようです。

 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。