平成25年度第2回防災教育指導者研修会兼地域防災フォーラムにおいて、鎌滝准教授がパネラーとして参画しました。(25.11.22)

 

 11月22日(金)秋田県教育委員会主催の標記フォーラムにおいて、地域創生センター鎌滝孝信准教授がパネルディスカッションパネラーとして参画しました。

 このフォーラムは、県内の幼稚園・保育所、小中高等学校、特別支援学校の防災教育を担当する教員(約500名)を対象とし、大規模災害の発生に備えた防災教育のあり方について研修を実施し、指導体制の充実をはかることを目的とします。
 
 鎌滝准教授は、地域創生センターが県内各学校等で実施している防災教育の現状と、地域との連携、今後の防災教育のあり方などについて、今年度船川第一小学校で実施した地域住民が参加した防災授業を例に挙げ、「地域を取りこんでいければ、防災教育がうまく進むだろう」とコメントし、学校だけに留まらない地域を巻き込んだ防災教育の実施について発言しました。
 また、今後の防災教育のあり方については、幼少期からの発達過程に応じた実施と継続、そして災害の記憶を風化させないことが重要と述べました。

 その他のパネラーからは「生徒より教員の危機意識が低い」、「通学路における児童の危険性の回避への取り組み」、「家庭で防災に関する話題を積極的に出していること」などについて意見や提言があり、教育現場、地域、家庭が総合的に防災を考えることについて話しあわれました。



 地域創生センター地域防災部門では、小中学校、自治体、企業等への講演会、出前授業等を通じて、広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。