「水を使った実験遊び『水であそぼう』」に秋田大学横手分校が協力しました。

「色が変わる水で遊ぼう」


 

「夏に雪を降らそう」


 

「ペットボトルのふんすいであそぼう」


 

 7月11日(土)、横手市境町公民館において開催された「水を使った実験遊び『水であそぼう』」へ、横手分校が実施の協力を行いました。
 このイベントは横手市、横手市子ども会育成連合会が主催した事業です。小学校低学年向けに水を素材とした実験や製作遊びなどを提供することで、子供たちの豊かな人間性を育むことを目的としており、横手分校が協力を行うのは今年度が初めてとなります。
 秋田大学からは教育文化学部英語・理数教育講座の田口瑞穂講師と学生2名、退職協力教員として石橋研一氏が参加し、3つの実験ブースを出展しました。

 田口講師が担当した「色が変わる水で遊ぼう」の実験は、紫キャベツから取り出した色水にお酢や重曹を入れることで色が変わる様子を観察するものでした。参加した子どもたちは、紫キャベツを揉んで色水を作る作業から保護者と一緒に取り組み、色水がピンクや青に変わる様子を見て「きれい!」と声を上げていました。

 学生は、薬品を溶かした水溶液を暖めたり冷やしたりすることで、溶けた薬品の結晶が現れたり消えたりする実験「夏に雪を降らそう」を行いました。試験管の無色の水の中へ徐々に結晶が現れる様子に、子どもたちは釘付けになり見入っていました。

 屋外で行われた石橋氏による「ペットボトルのふんすいであそぼう」は、空気ポンプを押すと繋がっているペットボトルの中の圧力の関係でホースから水が出る仕組みを学ぶ内容でした。天候が良かったこともあり、水に濡れながらも沢山の子どもたちが楽しみました。

 横手分校の他にも、スライム作りや水鉄砲など様々なブースが並び、計215名もの親子連れで賑わいました。