防災教育外部指導者派遣事業において,水田教授・鎌滝准教授が講義を行いました(6,7月分)。

 秋田大学地域創生センター地域防災部門の水田教授・鎌滝准教授は,秋田県教育委員会が主催する「平成27年度防災教育外部指導者派遣事業」において,県内各幼保小中高等学校での防災授業を行っています。6,7月は計5校で活動を実施しました。

実施日 実施校 参加者 担当
平成27年6月25日 秋田太陽幼稚園・ベビー園 教職員約30名 水田教授
平成27年7月8日 由利本荘市立大内中学校 全校生徒182名 鎌滝准教授
平成27年7月9日 横手市むつみ保育園 園児70名,教職員10名 水田教授
平成27年7月15日 仙北市立西明寺小学校 全校生徒123名 鎌滝准教授
平成27年7月16日 秋田市立城南中学校 全校生徒635名 鎌滝准教授

 横手市むつみ保育園では,水田教授が「しらないと こわい じしん」をテーマに,地震に備えておくことの重要性について説明しました。建物の倒壊実験では,筋交いと呼ばれる部材を入れることにより建物の補強が可能であることなどを視覚的に学び,園児たちは自分の家における防災についても意識を向けるきっかけとなったようでした。

 


 仙北市立西明寺小学校では,避難訓練の後,鎌滝准教授が「『じしん』にそなえて 身のまわりの『きけん』をさがそう!」と題して授業を行いました。鎌滝准教授は,自宅の家具などに気を配ることはもちろん,外出先においても始めに逃げ道を確認しておくなど,地震・津波が発生した場合を想定するくせをつけてほしい,と述べました。

 


 地域創生センター地域防災部門では,小中学校,自治体,企業等への講演会,出前授業等を通じて,広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら,お気軽にご連絡ください。
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