小中学生対象防災授業「秋田県で発生した地震の歴史を探る
~防災意識を高めよう~ inにかほ市」を実施しました。

 8月8日(土),秋田大学地域創生センターはにかほ市にて標記事業を実施しました。この事業は,講義・野外観察を通じて過去に秋田県で発生した地震について学び,防災意識の高揚につなげることを目的としたものです。今回は秋田市・にかほ市内および県外から参加した小・中学生と保護者計13名が,1804年に発生した象潟地震およびその影響で地形が変化した九十九島周辺について理解を深めました。
さらに,バスでの移動中と野外観察時には,防災に関する一般常識や今回のテーマである象潟地震に関するクイズを実施。参加した子供たちは,元気よく手を挙げて答えるなど,楽しみながら知識を増やしました。




にかほ市へ向かう途中で秋田県防災学習館を訪れ,地震の揺れや,煙の中を歩行する体験などを行いました。
地震体験のコーナーでは,子供たちは大きな揺れに驚きの声を上げていました。









 


にかほ市に到着後,まずは防災授業で,地震・津波の基本的な知識や,象潟地震の概要について学びました。









 


午後はいよいよ野外へ。道の駅象潟「ねむの丘」展望台から,地震以前は潟湖であったという九十九島周辺を望みます。








 


蚶満寺(かんまんじ)の近くにある九十九島の一つ「駒留島(こまどめじま)」。鳥海山の噴火に伴う山体崩壊により形成されたと考えられています。
参加者が歩いているのは,潟湖の底だった場所です。









 


唐戸石(からといし)と呼ばれる巨岩。
地震により象潟沿岸部が約 2m隆起する前はこの石のほとんどが海に沈んでいたという説明を聴いて,参加者は地震のエネルギーの大きさを改めて実感していました。









 


 この他,江戸時代に防波のため自然石を積み上げた,由利海岸の波除石垣(なみよけいしがき)などの観察も行いました。
 参加した児童・生徒からは,「いろんな地震について知りたい」,「地震はいつくるか分からないので,これから対策しようと思った」といった声が聞かれ,本事業への参加を通し,防災意識が高まった様子を窺うことができました。


地域創生センター地域防災部門では,小中学校,自治体,企業等への講演会,出前授業等を通じて,広く秋田県の安全・安心のための防災教育活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたら,お気軽にご連絡ください。
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