平成27年度大学改革シンポジウム「地域交流朝市を通じた地域活性化の現在(いま)と未来を探る ~秋田の伝統文化から生まれた商品を中心として~」を開催しました。

行列ができ、賑わいをみせる地域交流朝市

 

笑顔で商品の説明をする学生

 

指定無形民俗文化財「比立内獅子踊」

 

 秋田大学は、連携協定を締結している7自治体の協力のもと、10月10日(土)秋田大学手形キャンパスで平成27年度大学改革シンポジウム「地域交流朝市を通じた地域活性化の現在(いま)と未来を探る~秋田の伝統文化から生まれた商品を中心として~」を開催しました。同シンポジウムは一般社団法人国立大学協会が募集する事業であり、秋田大学は5度目の採択となりました。
 この取り組みは、昨秋・今春の開催に続いて3回目の開催となる「秋田大学地域交流朝市」を通じた地域住民・学生の交流促進、連携自治体の特産品の販路拡大をメインとして、郷土の伝統民俗芸能や学生のサークル活動の披露、さらに横手・北秋田・男鹿の三分校の活動紹介を織り交ぜることにより、地域連携のあり方やさまざまな文化を体験してもらう機会の創出及び、大学に期待することや要望を市井から広く聴く機会とすることを目指して実施し、300名以上が来場しました。
 また、学生が事前に生産地を訪問して、特産品の製造方法やこだわり、「ウリ」などについて学んだ上で当日の販売に携わることで、地域を創生する人材育成の場にもなりました。
 当日は販売前から行列ができ、閉店時刻を迎えることなく売り切れる商品も数多くあり、地域住民からは「とても良かった。」「継続して欲しい」などの声がありました。
 地域交流朝市は、様々な工夫を凝らして更なる賑わいの創出を図りながら、来年度も春と秋の開催を予定しています。