横手分校において『聞き書きボランティア学習会』を開催しました。

勉強会の様子

 

中村教授の実演の様子

 

 11月21日(木)、横手市交流センターY2ぷらざにおいて、「聞き書きボランティア学習会」を開催しました。
 本事業は「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」の取り組みの一環として、COC事務局と横手分校の共催で実施したもので、横手市での開催は今回が初めてとなります。

 当日は、ボランティアに興味のある横手城南高校生23名と平成高校のインターアクト部の生徒5名のほか、各高校の教員や横手市健康福祉部の職員、横手ロータリークラブの会員など、37名の方が受講しました。

 「聞き書きボランティア」とはお年寄りの話を聞いてそれを記録し後生に残す活動で、お話を聞く過程でお年寄りからたくさんの事を学ぶと共に、お年寄りにとっては話すことで生きがいを感じてもらうことを目的としています。
 始めに講師である秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻の中村順子教授より、県内ではまだあまりなじみのない聞き書きボランティアについて、その手法や意義について分かりやすく解説がありました。

 また、参加されていた横手ロータリークラブの方に急遽ご協力いただき、中村教授が聞き書きの実演を行いました。受講者はその様子を見ながら、自分達がボランティアを行っているつもりで文章に起こし、最後に何名かに発表していただきました。
 中村教授からは「生徒さんの個性豊かで適確な表現力がすばらしい」と感想があり、受講者にとっても、実際の作業を行うでボランティアの雰囲気が掴めたようでした。