「野球少年向け投球障害予防教室in大仙市」を開催しました。(R5.11.19)

 

 

 

 

 秋田大学は大仙市、大曲整形外科クリニックのご協力のもと、11月19日(日)に大仙市西仙北スポーツセンターにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙市(第1回)」を開催しました。

 大仙市では毎年2回開催しており、第1回目は大仙市スポーツ少年団員45名、中学校野球部員15名、保護者や指導者ら合わせて約100名の参加がありました。実施に際しては、感染症拡大予防対策を万全にして実施いたしました。

 参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の本郷道生教授、齊藤明准教授、菊地翼助教、大学院生等(9名)、保健学科理学療法学専攻の学生(11名)、大曲整形外科クリニックのスタッフ(3名)らが運営する9つのブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨の発達状況、関節角度や柔軟性などを計測しました。また加速度計を使用した投球時の肘のストレス計測、プロチームでも使用されているピッチングデータ分析機器による球質成分のフィードバックも行いました。さらにハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導も実施しました。

 悪天候の中での開催でしたが、多くの方にご来場いただき、会場内は選手やスタッフの熱気に包まれていました。大仙市は障害予防に対する関心が高く、各ブースでの結果や指導内容に熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。今後も障害予防に関心を持っていただき、自分の体と向き合いながら怪我なく全力プレーを続けていってほしいです。12月には同会場にて第2回目の野球少年向け投球障害予防教室in大仙市の開催を予定しております。

開催日時:令和5年11月19日(日) 10:00~16:30
会  場:大仙市西仙北スポーツセンター
主  催:秋田大学地方創生センター、大仙市
後  援:大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市内の野球スポーツ少年団員 45名
中学校野球部員 15名
保護者・指導者 約40名