「野球少年向け投球障害予防教室in北秋田」を開催しました。(R5.11.23)

 

 

 

 

 秋田大学は北秋田市教育委員会、北秋田市スポーツ少年団のご協力のもと、11月23日(木・祝)に鷹巣体育館において「野球少年向け投球障害予防教室 in 北秋田」を開催しました。

 当日は北秋田市スポーツ少年団員39名とその保護者や指導者ら合わせて約60名の参加がありました。実施に際しては、これまでと同様に感染症拡大予防対策を万全にして実施いたしました。

 参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の本郷道生教授、齊藤明准教授、照井佳乃助教、菊地翼助教、大学院生等(8名)、保健学科理学療法学専攻の学生(8名)らが運営する9つのブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨の発達状況、関節角度や柔軟性などを計測しました。また加速度計を使用した投球時の肘のストレス計測、プロチームでも使用されているピッチングデータ分析機器による球質成分のフィードバックも行いました。さらにハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導も実施しました。

 北秋田市では2017年度から開催しており、参加した選手や保護者とのお話から北秋田市における障害予防に対する認識も広がっているのが感じられました。自分の体の状態を知り、これからの練習などに役立てていってほしいと思います。
 
開催日時:令和5年11月23日(木) 11:00~16:00
会  場:鷹巣体育館
主  催:秋田大学地方創生センター、北秋田市教育委員会
後  援:北秋田市スポーツ少年団、秋田大学北秋田分校
参 加 者:北秋田市スポーツ少年団員 39名
保護者・指導者 約20名