「野球少年向け投球障害予防教室in由利本荘」を開催しました。(R5.11.25)
秋田大学は由利本荘市、由利本荘市野球協会連合会のご協力のもと、11月25日(土)に由利本荘アリーナ屋根付グラウンドにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 由利本荘」を開催しました。
当日は由利本荘市スポーツ少年団員40名、中学校野球部員15名とその保護者や指導者ら合わせて約80名の参加がありました。実施に際しては、これまでと同様に感染症拡大予防対策を万全にして実施いたしました。
参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の本郷道生教授、齊藤明准教授、照井佳乃助教、菊地翼助教、大学院生等(11名)、保健学科理学療法学専攻の学生(6名)らが運営する9つのブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨の発達状況、関節角度や柔軟性などを計測しました。また加速度計を使用した投球時の肘のストレス計測、プロチームでも使用されているピッチングデータ分析機器による球質成分のフィードバックも行いました。さらにハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導も実施しました。
由利本荘市では今年で3回目の開催となりました。当日は時折雪が降るなかでの開催でしたが、多くの方にご来場いただきました。年々参加者が増えてきており、この地域でも障害予防に対する意識が高まってきていると感じております。今後も当教室を通じて、障害予防に関心を持っていただけるよう取り組んでいきたいと考えております。
開催日時:令和5年11月25日(土) 10:00~16:00
会 場:由利本荘アリーナ屋根付グラウンド
主 催:秋田大学地方創生センター、由利本荘市
協 力:由利本荘市野球協会連合会
参 加 者:由利本荘市スポーツ少年団員 40名
中学校野球部員 15名
保護者・指導者 約25名