令和5年度「『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 秋編」を実施しました。

1回目の講義の様子

 

観察の様子1

 

観察の様子2

 

 令和5年11月19日(日)と11月26日(日)の2日間に渡り、令和5年度『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 秋編」(主催:秋田大学地方創生センター、横手分校)を開催しました。

本講座は、秋田大学横手分校長であり、日本野鳥の会秋田県支部長である佐々木均を講師に、豊かな自然環境に恵まれた横手に生息している多様な野鳥について、その種類や生態の一端を紹介するもので、野鳥の観察に適した初夏と秋に実施しています。
内容としては1回目には講義を、2回目には実際に野外に出て観察を行いました。

1回目の講義は横手市交流センターY2ぷらざで開講し、分校長が10月に横手市内に飛来したコウノトリを発見したことについて話題提供がありました。その後は次回の観察の予習として、横手で秋に良く見られる野鳥について講師自らが撮影した写真や動画を交えて分かりやすく解説がありました。

2回目は横手市内をバスで巡り、主に沼などの水辺を中心に実際に野鳥の観察を行いました。
初めて双眼鏡を触る方は、比較的観察のしやすい水鳥で練習をしたり、木や電柱に止まった野鳥について講師の解説を聞きながら観察しました。

天候に恵まれたこともあってか、カワセミなど普段あまり見ることができない野鳥にも出会い、1回目で紹介した野鳥をほぼ全て観察することができました。

受講者からは「身近な場所に貴重な資源があることに気づくことができ、有意義な時間でした」「座学で事前に習った鳥を実際に見ることができて楽しかった」「家に来る鳥の名前がわかってよかった」など、楽しく学びを深めることができたという感想を多くいただきました。