秋田大学オリジナル米「ほたるひめ」プロジェクトがスタート
第1回 「堰上げ作業・地域交流」を実施しました(H30.4.28~29)

 

 

 

 

 平成30年4月28日(土),29日(日)に今年度で5回目となる秋田大学オリジナル米「ほたるひめ」プロジェクトがスタートしました。

 この事業は,自然の土壌に生きる微生物の力を最大限活用した環境保全型農業を体験するとともに,地域住民との交流を通してキャリア形成を図ることを目指しています。

 里山の自然がそのまま保存されている土地,『秋田 森のテラス』を活用し,農薬と化学肥料を使わない昔ながらの農法で,作付けから収穫するまでの作業工程を一貫して行います。その中で課題を見いだし,いかに解決していくかを調査研究していこうとする取り組みです。

 第1回の作業は堰上げ作業・地域交流を行いました。森のテラススタッフの指導の下,参加学生12名が作業を行いました。

 1日目は,森のテラス所有の水田への肥料撒き作業や,牛糞と籾殻を混ぜた堆肥撒き作業を行いました。

 2日目は堰上げ作業を行いました。地元の方々11名と学生12名が2班に分かれ作業場所となる山へ移動。水路を確保するため,池から水田にいたるまでの約2Kmの堰上げ作業(清掃)を行いました。

 今後,代掻き,田植え,除草,稲刈りなど米を収穫するまでの一連の工程を,森のテラススタッフや地域住民の協力を得ながら体験していきます。